どんな学科がある？

どんな学科がある？

調理師専門学校を卒業すると、国家資格である調理師免許が取得できます。
調理師専門学校で単位を取得できれば、わざわざ国家試験を受けなくても卒業と同時に調理師になれるのは大きな魅力です。
さまざまな科がありますが、どの科でも1年のときは和食・中華・中華の基礎技術を学び、食品衛生や栄養学、理論などを学ぶこともあります。
基礎を習得後は各学科で専門技術を習得します。調理免許の取得条件には、年間授業は実習時間420時間、講義時間540時間の合計960時間が必要とされています。
一般的な調理技術を習得する調理技術科のほか、料亭や高級ホテルレストランなどへの就職を目指す「高度調理技術科」を設置する学校もあります。
またパティシエ科や国際調理科など、お菓子やパン、グローバルな活躍を目指す学科を設置している学校もあります。
それぞれの科では特性に応じてさまざまな国の言語を学んだり、色彩学やラッピング、フードコーディネーターやフードスタイリストなど授業も採り入れて感性を磨きます。
ですから科によっては調理師免許以外に、食育インストラクターや野菜ソムリエ、食品技術管理専門士、フードアナリストといったさまざまな資格を取り、希望する就職先につなげることができます。

調理師専門学校で製菓を勉強してみませんか

どんな時代や状況であったとしても、生きていくためには手に職があると心強いものです。
お菓子を食べたり作ったりする事に興味があるのなら、調理師専門学校で製菓を学ぶことをおすすめします。
今回、コロナの感染により飲食店などが大打撃を受けていましたが、スイーツ業界は話題になる事が多くありました。
今、美味しさはもちろんですが、見た目も素晴らしいスイーツが求められています。
素人では太刀打ちできない業界です。
調理師専門学校では、卒業までにどんな現場でも即戦力となる人材を育てる事を目標にしています。
そのため一流のプロの先生に教えてもらいながら、基礎からしっかり学び、自分自身の頭で考え、手を動かしひたすら作り続けるんです。
実技だけでなく学問的な知識も学ぶことが出来ます。
製菓で学ぶことで、個人の洋菓子店や和菓子のお店だけでなく、ホテルやブライダルや企業などに就職する事も可能です。
能力とアイディアがあれば、独立する事も難しい事ではありません。
ぜひ検討する事をおすすめします。